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2012年 09月 06日
あふれる想いがとまらない
バレエのクラスの最中に友達が外から私を手招きしていた あれっ どうしたんだろう? すぐに飛び出してみると 目を真っ赤にしながら話はじめた 今終わったばかりのクラスミーティングの内容を伝えたくて飛んできたと言う ○○(娘の名)が学校に戻らないことが伝えられ ミーティングの後に数家族が担任の先生を囲み うちの娘をどうにか学校に戻す方法はないか? そんな話をしたという その内容があまりにも胸をうつものだった ○○(娘)が希望しているのなら どんな理由があっても このクラスにとどまる方法をみつけたいとか・・・ 私達の今までの学校への貢献とか・・・たいしたことは していなかったけれど・・・ いつもは知的で冷静な友達が涙ながらに・・・そんなあれこれを 担任の先生に伝えていたと・・・聞かされた その気持ちだけで嬉しかった わたしは結婚する前からこの学校の創始者の本を読んでいて 学校が存在することは後で知った 子供が出来たらこんな学校にいれてあげたい・・・ そんな想いとマウイ島への引越しが重なり いつしか実現していた 13年前にマウイ島に引っ越してきたとき不動産が底値をついた それから不動産は高騰し続けた 同時に学費も高騰し続けた 学校のスタッフも増えた 美しい円形劇場も出来た 校舎も増えた 生徒も増えた 2歳児からのプログラムも出来た 成績表が出来た 駐車場には高級車が増えた 美しい机・椅子・カーペットになった 13年前に1歳の娘を連れて学校見学に来たときは 校長先生と先生達とオフィスにひとり電話番のような女性がいただけ 様々なアメニティーもなかった クレヨンは拭き掃除をしながら使い続けた 必要なものは手作りが多かった そんな不備な感じが良かった 入園する5歳までは可能であれば母子との時間を大切に・・・と言っていた 創始者の本には見向きもしなかった夫が学校訪問を機に惚れこんでしまった学校 時代の変化・・・経済の変化・・・価値観の変化・・・ そんなひとコマに飲み込まれてしまったのだろうか? そんな不安がよぎることがあった けれど・・・友達の熱意と涙に我にかえる思いがした 現実はどうあれ・・・この熱い想いを肌で感じることが出来たことは永遠の宝物 いままでたくさんの奇跡を経験させてもらった学校と仲間 いつしかお返し出来る日が来ることを祈りながら ひとまず・・・違った道を歩んでいこう
by aroomwithaview
| 2012-09-06 18:38
| 子育て
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