カテゴリ
エキサイト外リンク
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
いじめ
2005年 11月 15日
今日は学校の問題
いじめ。 必ずクラスに一人はいます。 うちの娘のクラスにも、そうレッテルをはられている女の子がひとりいます。 いじめられる子が必ずいます。 そして、いじめられる子は学校へ行きたがらなくなります。 皆が自分を嫌いだという妄想にまで発展してしまうんです。 いじめをしている女の子の方は、難しい家庭環境で育ったようです。 被害者と加害者側の親同士が話し合いをしても一向に改善されていないようです。 もちろん、担任の先生もこの件については承知です。 数人の親たちも一緒になって改善策を練っています。 今日は、松谷みよこさんの“わたしのいもうと”を英訳してみました。いじめにあって、最終的には命もなくしてしまった女の子の実話です。 7歳児にはちょっと恐ろしい話なのですが、娘のクラスに置いてこようと思っています。 愛情をたっぷり注がれて育てば、ほとんどの困難を越える力になると信じていても、現状はその愛情さえ十分に感じるチャンスがなく大人になることもあります。加害者もある意味では被害者なのです。そう思うと、どこに解決の糸口を見つけたらいいのかと悩むところです。 そして、いじめは子供だけの問題でないというのは世界で起きている惨事を見ればあきらかです。違いを受け入れる想像力を大人も子供と一緒に育まなければと切実に思います。
by aroomwithaview
| 2005-11-15 08:55
| 子育て
|
Comments(11)
Commented
by
cinnamon-didier at 2005-11-16 15:46
むずかしすぎる問題ですね・・・
その本を読んでみたいと思いました。
0
Commented
by
aroomwithaview at 2005-11-16 16:28
シナモンさん
大人も戦争繰り返しているくらいなので、こどものイジメもそこに繋がる可能性もあると思うと、とても難しいです。この本は、↑のテクテクとは別の涙が流れてきます。こどもは、本来、ワンちゃんみたいに皆と仲良く遊びたいんだ・・・そのチャンスを失ってしまった子と、それすら知らずに大人になっていくいじめっ子の両者に胸が痛みます。
これは普遍的な問題かもしれない・・・そう思うと暗い気持ちになります。
今まで子どもを育ててきて、こういう問題に出会わなかっただけで、たぶん気づかずに来たのかも知れないです。 今日、習い事から娘が帰らず心配していたら、お友達と一緒に帰ってきました。娘の自転車の鍵がなくなって、みんなで探してたそうです。結局見つからなくて、小さい子達は遅くなるからといって帰して、大きい(6年生)のお友達が一緒に動かない(鍵のかかった)自転車を自宅まで一緒に運んでくれたそうです。 夕食後、今度はパパと二人で探しにいきました。でも見つからず。 いいお友達をいっぱいもって幸せね♪って今日娘にお話しました。 こうやって思いやりを持てる子になっていくんですよね。その始まりは、家庭からなんですよね。まず見せなきゃならないのが、夫婦の姿だと思います。夫が妻を、妻が夫を思いやっている姿を子どもがみて、そこからスタートしているのだとおもいます。(長くなっちゃった・・)
Commented
at 2005-11-18 01:12
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
aroomwithaview at 2005-11-18 04:32
Soleilさん
良いお話をありがとうございます。こんなお話を聞くだけで、Soleilさんのお嬢さんが皆に愛されているのがわかりますね。そして、その陰でSoleilさん夫妻もたくさんの愛にあふれた生活をされているのを想像します。 昨日は、先生との懇談会があっていろいろ話してきました。今週末には暮らす全体の懇談会があります。(昨日のは、先生、夫、私) いじめの問題についても触れてきました。今回の問題は、プロフェッショナルなカウンセラーが必要なケースらしく、来週からカウンセリングが始まる予定です。少し安心しました。 Soleilさんがおっしゃる通り、まずは家庭が子供が最初に関わる世界ですよね。そこで、愛情をたっぷり注がれることが、子供にとっての小さな大きな第一歩だということは痛感します。夫婦円満が子供にとっては何にも変えられないやすらぎなんですよね。大切なことですね。 先輩ママからのご意見ありがとうございました!
Commented
by
aroomwithaview at 2005-11-18 04:54
鍵コメさん
うちの学校は小さいこともあるので、小さな問題をしらんぷりする親が少ないと言えば少ないです。アメリカにしては珍しく働いていない母親が多いことも手伝っていますが。 その件に関しては、数人の同意見の親たちとチームになって先生と話し合いをしたほうが良いですよね。社会の様々な事件も必ず、最初の小さな悲しみ苦しみが時間をかけて爆発するに至るのですから、問題は小さいうちに解決を試みる方が良いと思っています。これって全てに言えますよね。病気でも人間関係でも、小さなサインに気づいてあげることで大きな問題になるまえに解決するという。
Commented
by
aroomwithaview at 2005-11-18 07:49
鍵コメさん(つづき)
こちらのケースでは、 いじめられっ子の親が、いじめる子を家に招待したようです。ふたりきりだと、まぁ、なんとか普通に遊ぶらしいんです。親同士も問題について話し合いを続けているようです。このケースの場合は、いじめっ子の家庭環境に問題があることがわかり(被害者はわりと一定していない)先生だけでは手に負えないと判断し、プロフェッショナルなカウンセラーが介入することになりました。親たちも温かく見守っていこうと話しています。 ここまで来ると、少しは安心します。 先生と親達のチームワークが大切ですよね。そうなることを願っています。
Commented
by
enzian at 2005-11-18 16:30
メンタルな問題を抱える大学生の原因を知っている者として、
小学校や中学校のいじめは、遠いようでいて、実は切実な問題です。 衝撃的な本ですが、クラスには一冊置いてもらいたいし、 読んでもらいたい本です。 そこに書かれていることは事実なのですから。 軽い気持ちのいじめが、いじめた者がすっかり忘れた後も いじめられた者にどれほど長く、ひょっとすると生涯に渡って、 決定的な影響を及ぼし続けるかを。
Commented
by
aroomwithaview at 2005-11-19 11:49
enzianさん
>メンタルな問題を抱える大学生の原因を知っている者として、 小学校や中学校のいじめは、遠いようでいて、実は切実な問題です。 辛いですね。大人になっても子供の頃の思い出に苦しむという事実は。でも、enzian先生のような方がいれば、何を話さなくとも生徒は安堵感を得るような気がします。(真面目に言ってます) この本の最後の部分が、あまりにも辛すぎますね。
Commented
by
goro_teto at 2005-11-20 14:33
多かれ少なかれ、どこに居ても遭遇する問題なんですね。個人の違いを認めてる(と感じてます)米国ですらあるとはー。
幼い頃を思い返しても、やっぱり双方に問題はあったと思います。策の無い、単純な思いからのイジメを理解することは、大人の課題でもあるかも知れませんね。 花を貰って嬉しい気持ち、100の歓びを感じる人と、15ほどしか感じない人って居ると思う。それと同じで傷つく度合い(許容範囲)も 人それぞれなんでしょうね。 あれもこれも、やって(言って)はならない!と雁字がらめにする前に、個人の人となりを知る術を見につけたいもんです。(私も ね☆) 個人の一生をフイにする権利、他人にはないですからねぇ。 余談ですが、excuseを聞く機会はあっても、sorryは余り聞かないですね。日本人の‘ゴメンの大安売り’とは違う感覚なんでしょうね。 何らかの信念で(?)誤りたくないのなら、もっと thanks!を言う機会を増やせばいいのかも?! なんてね。 長くなってゴメンなさい(←安売り?!) 熱くなっちゃった~^^;
Commented
by
aroomwithaview at 2005-11-20 17:47
かつをさん
>多かれ少なかれ、どこに居ても遭遇する問題なんですね。 普遍的な問題ですね。ほんとに、人の気持ちを想像する力を養わなくてはと思います。個人の違いがあまりに大きいから、認め合っているというより不可解なまま未処理で過ぎていくことも多いかもしれません。がんぱって歩み寄らないと???なことが多いのもアメリカらしいです。 >花を貰って嬉しい気持ち、100の歓びを感じる人と、15ほどしか感じな そのへんの判断が難しいんですよね。先生も生徒によって心痛の度合いを見極めて適切な対応を迫られたりするのだから大変です。↑の子の場合は芸術的な才能に優れている(けど対人関係が困難)ので、いじめてしまうエネルギーの矛先を得意なお絵かきなどにシフトさせるようにするのは?なんて話していました。 >余談ですが、excuseを聞く機会はあっても、sorryは余り聞かないですね。 あぁ~これって、ほんとそうです。アメリカ人言わないですね。間違っていても言わないですよ。Thanksより、No thank youってのはよく聞きますが・・・アメリカ人強いです!そういう私も日増しに強くなってきています!日本復帰はのぞめない!? |