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みちくさ
2006年 06月 23日
自分が数十年前に歩いた道を行く、8歳の娘のうしろ姿。 なんともいえない気分だなぁ・・・ (娘達は、一時帰国中に日本の学校に体験入学をさせてもらっている。) 子供があたらしい環境にすぐに順応してくれるのは、親としては嬉しい。 (正直、日本帰国が楽しくなるもならないも、これにかかっているくらい) 母校の、あの時のままの教室は、数十年して訪ねてみると、 それは、まるで、ドールハウスのよう。 一瞬タイムトラベラーになった気分。 水道の蛇口には、あの頃のように、朱色のネットにレモン色の石けんがぶらさげてある。 トイレも便所という言葉がお似合いで・・・ 教室には、あの頃より若干少なめの35人用の小さな机と椅子が並んでいる。 あの頃は、気合を入れて駆けのぼったツキヤマがあまりに小さい。 目印の大木とおなじように、昔のまま、かわらないでそこにいてくれる存在。 なんだか、安心する。 変わったのは、子供達がもつ防犯ベル。 通学路の至るところで子供達を見守る親達。腕章をつけて、道路沿いにたっている。 それでも、子供達は道草しながら、石ころひろったり、草花集めたりしながら歩いている。 これは、アメリカではありえないこと。車で送迎が不可欠の生活。 短い期間だけれど、こんなささやかな贅沢・・・みちくさも楽しんで欲しいな・・・ そう思った。
by aroomwithaview
| 2006-06-23 09:55
| 子育て
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Comments(4)
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at 2006-06-23 14:18
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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by
aroomwithaview at 2006-06-23 21:17
鍵コメさんへ
こちらこそ、はじめまして♪ コメントありがとうございます。 嬉しいやら、恥ずかしいやら、なんと言ったらいいのか・・・ そちらに伺います。 (実は、よくお邪魔していました。笑)
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musicalkey at 2006-06-24 22:15
小さい頃に歩いた道をもう一度歩いてみると、
凄く小さく感じます。 でもやっぱり、気持ちはその時に戻るのですよね~。 道草、いっぱいしました~。 色々と危ない事件が多いですものね。 アメリカも日本も。。。 もっと子供がのびのびと生活出来れば良いのになぁ~って思います。
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aroomwithaview at 2006-06-25 12:47
musicalkeyさんへ
>小さい頃に歩いた道をもう一度歩いてみると、 凄く小さく感じます まさに、その通りですよね。 同じ道を歩く娘をみて、脈々と続くものに妙な心地でした。 あの頃、将来この教室に、自分の娘が、それも、髪の毛が茶色の女の子がやってくる日なんて考えてみたこともなく・・・そしてまた、娘の遠い近い将来へ思いを馳せてみたりして・・・ふし~ぎな気持ちでした。 危ない事件、確かに多いですね。 自分が子供の頃は、塾も宿題もしないで、学校から帰ったら、 “ただいま~” “いってきま~す” で、ゆうごはんまで外で遊んでました。 今では、子供が遊ぶのも親同士の連絡がきちんとされていたりして、 時代は変わっていくのだな・・・と思います。 秘密がもてないなんて、つまんないなぁ~なんて。(笑) |